チャナ＝イーグルハート英雄ソルスターに憧れ、狂ったように二丁デザートイーグルの特訓に執心していたために落ちこぼれまくった訓練生。
異常に不器用で、一度狙いをはずすとクセがついてまったく当たらなくなる。そもそも衝撃に耐えれていない。
意固地でひたむきな性格が兵器化学者トールに気に入られ、
体のあちこちを改造されて異様な射撃能力と熱探知能力を手に入れた。
チャナは最初それがズルだと憤慨していたが、満更でもなくなったのかその射撃能力に甘んじている。
その後、戦線投入の機会を逃した落ちこぼれが集まる傭兵部隊ダストハンターズに拾われ、
訓練の遅れを取り戻すのもかねて各地で残党狩り等の末端の仕事を与えられていた。
だんだんダストハンターズの役割が捨て駒に追い落とされる気配が強くなってきた頃、
トールの人体改造の記録からとある重大作戦に抜擢されて空軍基地へ呼び出され、
ダストハンターズの復権と空軍の制空権をかけて戦う事になった。
上官への礼儀はわきまえているつもりだが、笑う事がなく冗談が通じない。
イニティ＝インスカミェル故あって兵器化学者トールに猫人間に改造された空軍中尉。
本人は無能であり、身勝手な性格から味方の足を引っ張ってばかりいた。
ある日イニティの降格に付き合わされた上司フォックスについていき、たいした努力もなしに成り上がる。
事あるごとに後輩をいびるので評判はよくない。
カーレン＝ウェンズデイチャナの母。陸軍中佐であり一個中隊を率いていた。
３歳の頃からチャナは父親に育てられたためカーレンとの面識はほとんどない。
チャナが５歳の時にカーレンはスカイホエールの広範囲爆撃にさらされ跡形もなくなってしまったが、
チャナがスカイホエールと戦う事になってからカーレン本人の亡霊としか思えない人物が
チャナの夢にたびたび出てくるようになった。
生前は聡明で厳格な人間だったが、チャナの前ではしばしば子煩悩な面を見せる。
曰くチャナは酔って出来た子だと発言し、チャナを絶望させる。
・続・執筆に関する話
剣と魔法の世界だった前回と比べて妙にSFじみてきているのは当時僕がFF6狂いになっていたからである。
というかそもそもこの話はえたくろじゃなかったんである。
前回との関連性をつかめないほど変わり果てているのになんでえたくろにつなげようと思ったのかはよく覚えていない。